otter ai 代替ツール5選を比較【2026年版】
要約
Otter.aiの代替を探す人の多くは、3つの制限に行き着きます。無料プランは1回の会議を30分で打ち切り、目に見えるボットが会議に参加し、出力は手直しが必要な文字起こしのままです。TicNoteは完成した資料まで作れる点で首位、Fathomは無料で上限なく使える点、Nottaは対応言語の多さで選ばれています。
otter ai 代替として最もおすすめできるのは、文字起こしではなく完成した資料が欲しい人に向けたTicNoteです。Shadow Agentがスライド、ダッシュボード、レポートを、根拠へのリンク付きで作成します。ひとりで無料のまま使い続けたいならFathom、複数言語の会議ならNottaが向いています。Firefliesは CRM連携が必要な営業チーム向け、Read AIは複数のチャネルをまたぐ人向けです。ライブ字幕だけが欲しい軽い用途なら、Otter.aiも引き続き使えます。
Otter.aiから人が離れる3つの理由
Otter.aiは定番であることには理由があります。ZoomやMeet、Teamsの中でライブ字幕が出て、話者ごとのラベルも付き、モバイルアプリも成熟しています。問題は細部に出ます。
無料プランは1回の会議を30分で打ち切り、月300分の文字起こしまでです。Proプランでは1回の上限が90分まで延びますが、それでも使える量には枠があります。Businessプランでも、AIチャットは1ユーザーあたり月200回までです。
2つ目は、ボットです。OtterPilotは目に見える参加者として会議に入るため、顧客との打ち合わせでは空気が変わります。3つ目は地味ですが大きな問題です。文字起こしは素材にすぎず、読み返す人はほとんどいません。
比較の基準
基準は少数に絞り、実用的なものだけを使いました。カードを登録する前に無料枠で何ができるか。有料プランの1席あたりの料金。会議にボットが参加するかどうか。対応する言語数。そして会議が終わって10分後に、手元に何が残っているか。
文字起こしの正確さは順位付けに使っていません。このカテゴリでは精度の差が1〜2ポイント程度で、判断を左右することはほとんどありません。数字の出どころは後段の方法論で説明しています。
TicNote: 会議の後に残るものを重視した設計
文字起こしの問題はこうです。会議を録音して、後で見返すつもりでいる。そして見返さない。文字起こしは、誰かが形にしてくれるのを待つテキストの山です。
TicNoteは、その隙間を埋めるように作られています。会議、PDF、YouTube動画を一つのプロジェクトに素材としてまとめ、そこからShadow Agentが編集可能なスライド、インタラクティブなダッシュボード、戦略レポート、マインドマップを生成します。AIの各主張は、元になった発言の時点にリンクします。キャプチャはChrome拡張機能で行うため、会議にボットは招待されず、文字起こしは120言語に対応します。
制約もあります。無料プランは月300分で、Otterの月間枠と同じ水準です。ヘビーユーザーはすぐに上限に達するでしょう。Shadow Agentを使うには先にプロジェクトを作る必要があり、汎用的な指示からは汎用的な成果物しか生まれません。有料プランは月額およそ$15〜$29です。TicNoteの公式サイトでは、アプリと並んでハードウェア端末も紹介されています。この比較では、Otterユーザーが乗り換え先として最も多く選ぶと考えられるChrome拡張機能の経路を採用しました。
Fathom: 期限のない無料プラン
Fathomの打ち出しは明快です。無料プランは録音数が無制限で、席数の上限も履歴の期限もありません。このクラスでは珍しい条件です。会議が終わった直後に要約とアクションアイテムが届き、ホームページでは現在ボットなしのキャプチャも案内されています。サイトには、6,500件以上のレビューに基づくG2スコア5.0も掲載されています。ただしこれはベンダーが選んだ数字なので、判断材料の一つとして扱うのが妥当です。
注意点は2つあります。独立系のまとめ記事によると、無料プランでは高度なAI要約が制限されています。また、CRM項目の同期やスコアカードはBusinessプランに含まれ、1ユーザーあたりおよそ$25〜$34です。ホームページには、FathomがSuperhumanの一部になったという案内もあり、今後の価格に影響する可能性があります。
Notta: 多言語の会議に強い
会議が日本語と英語、あるいはスペイン語とドイツ語を行き来するなら、Nottaがこのグループで最も直接的な答えです。58言語に対応し、リアルタイム翻訳も提供しています。無料プランは月120分で、短い通話であればOtterの1回あたりの上限より実用的です。
独立系レビューでの指摘は2つです。リアルタイム翻訳は有料のアドオンで、ボットの参加も必要です。Enterpriseプラン未満ではデータがモデルの学習に使われる可能性があるという記述もあるため、機密性の高い会議で使う前に、プライバシー条件を必ず確認してください。
FirefliesとRead AI: チーム向けの設計
Firefliesはボットで会議に参加し、数十言語の文字起こしを行い、メモをSalesforceやHubSpotに送ります。通話時間の比率やトピックの追跡といった会話分析が、営業チームに選ばれる理由です。ホームページではG2で5点満点中4.8という評価を掲げています。トレードオフは、有料プランにAIクレジットの上限があり、毎月生成できる要約の数が制限される点です。
Read AIはより広い視点を取ります。会議、メール、チャットを一つのアシスタントでまとめ、ライブ通話中に参加状況の分析も作成します。ホームページではClaude、ChatGPT、MCPコネクタにも対応すると案内しています。無料プランは月5回の会議までで、少人数のくだけた通話では感情分析が重く感じられることがあります。
どちらも、一人で自分のメモを後から読み返す用途には向いていません。チームでワークスペースを共有して初めて効果が出る設計です。
どれを選ぶか
答えは機能一覧ではなく、どんな習慣を作りたいかで決まります。
会議や資料から、スライド、レポート、ダッシュボードを作りたいならTicNote
一人で使い、最も寛大な無料プランが欲しいならFathom
会議が複数の言語にまたがるならNotta
営業チームがCRM連携と通話分析を必要とするならFireflies
会議、メール、チャットに散らばった文脈をまとめたいならRead AI
ライブ字幕と短い要約だけで足りるなら、Otter.aiに残るのも妥当です。その用途ではよく機能します。
結論
このグループのツールは、どれも文字起こしの精度は十分です。差が出るのは、その後に何をするかです。TicNoteは、完成した資料を手渡すことを目的に作られた唯一の製品であるため首位に置きました。ただし、その弱点も明記しています。無料で気軽に使いたい人にとって、Fathomは正直な答えです。
問題はツールの選び方だけではありません。出てきたものを、あなたが実際に読むかどうかです。
At-a-glance
| TicNote | Fathom | Fireflies AI | Notta | Read AI | |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料プランの範囲 | 月300分の文字起こし | 録音は無制限、期限なし。高度なAI要約は制限あり | 保存800分、AI要約クレジットは制限あり | 月120分 | 月5回の会議 |
| 有料プランの開始価格(1ユーザー、月額) | 約$15〜$29 | $16〜$20(Premium) | $10〜$18(Pro) | 約$8〜$15(支払い方法による) | 約$19.75〜$29.75(Pro) |
| 通話への参加方法 | Chrome拡張機能。ボットは招待しない | ボット方式。ボットなしモードも案内中 | 目に見えるボットが会議に参加 | ボットでの取り込みに加え、単独の録音アプリ | ボット方式。デスクトップとモバイルのアプリあり |
| 文字起こしの対応言語 | 120言語 | 主要な複数言語 | 60〜100言語以上(ベンダーのページにより異なる) | 58言語。リアルタイム翻訳あり | 複数言語。英語が最も強い |
| 通話後に残るもの | Shadow Agentによる書き出し可能なファイル:スライド、ダッシュボード、根拠リンク付きレポート | 即時の要約、アクションアイテム、通話履歴の横断検索 | 要約、CRM同期、会話分析 | 要約、翻訳、視覚的な会議サマリー | 会議、メール、チャットをまたいだ要約、参加状況の分析 |

TicNote
- Shadow Agentが、スライドやダッシュボードなど書き出し可能なファイルを作る
- AIの各主張が元の発言の時点にリンクして戻る
- ボットが会議に参加せず、キャプチャはChrome拡張機能で動く
- 月300分の無料枠はヘビーユーザーには少ない
- Shadow Agentを使う前にプロジェクトを作る必要がある
- 成果物の質は指示の精度に左右される
文字起こしを完成品ではなく素材として扱う、唯一のツール。

Fathom
- 無料の録音に会議数、席数、履歴期限の上限がない
- 通話が終わった直後に要約とアクションアイテムが届く
- 有料プランでは、通話履歴全体を対象にAsk Fathomで検索できる
- CRM項目の同期とスコアカードはBusinessプランに含まれる
- 無料プランでは高度なAI要約が制限される
- チームでの検索と共有ライブラリには全員の有料席が必要
一人で、ただメモが欲しい人にとって最も分かりやすいおすすめ。

Fireflies AI
- Salesforce、HubSpot、Zapier、Slackとの連携が深い
- 営業通話向けに、話す時間の割合、感情、トピックを追跡
- ベンダー自身のホームページによれば、G2で5点満点中およそ4.8の評価
- 有料プランではAIクレジットの月間上限が要約を制限する
- 目に見えるボットは、気軽な会議では重く感じられることがある
- インターフェースが、単機能の新しいツールより混み合って見える
分析が重要なら強力。ただ、一人で読み返すだけの人には機能が多すぎる。

Notta
- 58言語に対応し、リアルタイム翻訳も備える。このグループで最も広い対応範囲
- 無料で月120分。Otterの1回30分の上限より使いやすい
- Zoom、Meet、Teams、Webexの取り込みに加え、単独の録音アプリもある
- リアルタイム翻訳は有料のアドオン
- ボットが必要で、ボットなしの取り込みはない
- 一つの会議を超えて扱うと、要約の深さはやや軽い
会議が全部英語ではないなら、明確な第一候補。

Read AI
- 会議、Gmail・Outlook、チャットを一つのアシスタントで扱う
- 会議中の発話時間の比率などの参加状況分析
- ホームページでClaude、ChatGPT、MCPコネクタの対応を案内
- 無料プランは月5回の会議までに制限される
- 少人数のくだけた通話では、感情分析が押しつけがましく感じられることがある
- 機能の幅が広いぶん、セットアップに時間がかかる
メモが複数のチャネルに散らばっているなら、検討する価値がある。
Verdict
otter ai 代替として最もおすすめできるのは、文字起こしではなく完成した資料が欲しい人に向けたTicNoteです。Shadow Agentがスライド、ダッシュボード、レポートを、根拠へのリンク付きで作成します。ひとりで無料のまま使い続けたいならFathom、複数言語の会議ならNottaが向いています。Firefliesは CRM連携が必要な営業チーム向け、Read AIは複数のチャネルをまたぐ人向けです。ライブ字幕だけが欲しい軽い用途なら、Otter.aiも引き続き使えます。
How we tested
この比較はデスクリサーチであり、実験室でのテストではありません。各ベンダーの料金ページと製品ドキュメントを読み、2026年10月に各ホームページを確認し、独立系のまとめ記事や集計されたG2評価と、制限値を突き合わせました。ベンダーのサイトから引用した評価は、ベンダーが表示する数字を選んでいるため、その旨を明記しています。スコアは0から5で、読み返せるメモを作る人にとっての適合度を重視し、次に価格、最後に取り込み方法を加味しています。TicNoteにはアフィリエイトリンクがあり、その旨も明記しています。TicNoteを首位にした理由は上記のとおりで、その制限も他の項目と並べて掲載しています。料金は頻繁に変わるため、支払う前に各ベンダーで確認してください。